こんにちは。六興実業の代表の段林です。一瞬で過ぎ去った2月でした。正直、今月は六興実業の方で移動が多すぎて、北総運輸の事務所に1回も顔を出せなかったので、大反省です。(そのかわり、別の場所で、週に1回以上のペースで北総運輸の谷中社長や安達マネージャーとは顔を合わせてるんですが…。)それでは、早速今月も振り返ってまいりましょう!新しいドライバーさんの採用に向けて北総運輸では、これから新しいドライバーさんの募集を始めてまいります!とは言っても、「採用」は、多くの運送会社さんが直面している課題です。そんな簡単に解決できるものではありません。だからこそ、「急がば回れ」ということで、いきなり募集や広告に手をつけるのではなく、まずはきっちり「誠実に説明できる」状態をつくることを目指し、給与制度や、それに関連する就業規則や、勤怠まわりの仕組みの見直しを進めています。ちゃんと仕組みをつくる → 収益改善をする → 待遇改善につなげる → 人が集まる日々の積み重ねの先に、選んでもらえる会社づくりができるようになる。これを肝に銘じて、一歩ずつ改善をしていきたいと思っています。昨年12月の記事のなかでも、給与制度の見直しを進めているという話をしていました。▼2025年12月の「トラック運送会社の経営、はじめてみた。」https://note.com/rokkojitsugyo_65/n/n5a23d24e6575さらに今月はそんな中、タイムリーに、六興実業で開催している「週末居残り勉強会」でも、給与制度をテーマに取り上げさせていただきました。▼【開催レポート】第3回 週末居残り勉強会「教えて〇〇社長!」https://note.com/rokkojitsugyo_65/n/nb3f464926416今月は、北総運輸の新たな給与制度の案を、過去の実績に当てはめてシミュレーションしながら検証するなどしてみました。いや~、本当に給与制度って難しい。将来的には完全週休2日制が運送業でも当たり前になってくる世の中を見越したときに、その手前の段階にある今現在の運送会社は、個人的には、働き方をそれぞれの志向性に合わせて選択できるようにする(週に2日休みたい人もいれば、もう少し働いて稼ぎたい人もいる等)ということが結構重要になってくると考えています。その仕組みを実装することを考えると、実は「日給制」をベースにした方が、合理的なのではないかと考えています。とはいえ、日給制には、「何かあって数日休んでしまったら給与が大幅に減ってしまう」というデメリットがあるので、そのデメリットをカバーする「最低保証ライン」を設計すれば、非常に丸く収まるのではないかと考えたりもしてまして…。でも、そんなことを考えて、考えて、考えて色々突き詰めていくと、またちょっと違った観点にはなりますが、もはや「毎月固定給でいいじゃん。そもそも歩合っているの?」って思ったりすることもあります。果たして、どうなのでしょうか…?みなさん、意見をください。教えてほしいです。ご馳走します。そんなこんなで、ドライバーさんに選んでいただける環境づくりの第一歩を、少しずつ進めている今日この頃でございます。荷主さんとの打ち合わせで得た気づき今月は、既にお付き合いさせていただいている3社の荷主さんと、お打ち合わせの機会をいただいて、ご挨拶をしてまいりました。それは、いわゆる「運賃交渉」という場でもあるのですが、その打ち合わせを振り返りながら、改めて今この文章を書いてて思うのは、「運賃交渉」っていう日本語って、あんまり良くないなということです。3件の打ち合わせを通して、僕が一番に感じたことは、ビジネスの取引っていうものは、どんなものであっても、結局のところ「お互い様」なんだなということです。もっというと、「お互い様」どころか、こちらがまず先行して「ギブ」するからこそ、相手はその「ギブ」に応えてくれる。そういう普段から築く「信頼関係」こそ、最も大事なことであるという、当たり前と言えば当たり前のことを、改めて実感しました。そう考えると、「運賃交渉」っていう言葉遣いは、めっちゃ一方的な表現というか、まるで荷主さんと「敵対」しているかのような表現で…。もちろん、これだけはいただかなければ赤字を垂れ流してしまっている、とか、ドライバーさんの待遇改善や車両の入れ替えもままならないということは、しっかりと根拠を持って示すべきです。でも、その一方で、運送会社としては、荷主さんと「お互い様」を実現するために、「こちらができる努力や工夫は何なのか?」ということをしっかりと考えておかなければならないということを感じました。そういった努力や工夫がなく、「運賃を上げてくれ」という話を一方的にしても、そこにいくら数字の根拠があったとしてもなかなか響くものにはならない。運賃アップがうまくいっている運送会社さんのお話を聞いていると、そこには、ただ「運ぶ」という同じように見える仕事でも、「その運送会社さんにお願いしたくなる何か」があると感じます。例えば、ドライバーさんの挨拶や身だしなみ、急な依頼でもどうにかしてくれる配車力、トラックの綺麗さ、面倒くさい作業などへの対応力など、小さいことから難しいことまで、何でもいいけど、「何か」がそこには必ずあります。その「何か」があるからこそ、荷主さんと「敵対的」な関係ではなく、「お互い様」の「パートナー」の関係を築くことができている。先日、六興実業のポッドキャスト「社会インフラの横丁から」で対談をした、上田運輸倉庫の田中社長も、そういえば同じようなことを言ってました。(多分、上田運輸倉庫の田中社長回の第3回か第4回目くらいでその点について言及するはずです。)▼ポッドキャスト「社会インフラの横丁から」~上田運輸倉庫 田中社長~https://open.spotify.com/episode/6m7232zVIHjjgjrPUhX9Yn?si=Of-GWYliQL6VgM7SG3xFCw以前にポッドキャストで対談した、ピーアール株式会社の野口社長も「パートナー」という表現をしていました。(こちらは文字起こしがありますので是非ご一読を!)▼ポッドキャスト「社会インフラの横丁から」~ピーアール 野口社長~https://note.com/rokkojitsugyo_65/n/n8b0e84237940僕たちは、六興実業で「トラック経営の見える化」というサービスを手掛けている、運送会社を「数字で語る」プロです。でも、「運ぶ」という現場の素人です。もっと現場を知って、もっと荷主さんを知って、真の「パートナー」を目指していかなければならないと、改めて思いました。根拠ある運賃を目指して実際に、荷主さんとの打ち合わせには「トラック経営の見える化」で整理したデータを持参しました。さらに、希望する「改定運賃表」を自社の原価の根拠に基づいて算出したのですが、運賃を適正に算出するためには、実際に発生した原価である「実原価」だけでなく、将来的なコスト変動なども織り込んだ原価計算を行う必要があります。例えば、以下のような変動要因が考えられます。賃上げによる人件費の上昇車両取得価格の上昇償却済み車両の入れ替えメンテナンス費・燃料費などの変動労働時間の短縮による稼働日数の減少そこで重要になってくるのが「理想原価」という考え方(六興実業のオリジナル用語です笑)で、運賃の算出にあたっては、「実原価」をベースに上記のような変動要素を織り込んで設定した「理想原価」をもとに考える必要があります。その「理想原価」から、1kmあたりの変動費や1日あたりの固定費などを算出し、そこに適正な利益を上乗せすることで、明確な根拠に基づいた運賃を算出することができます。原価計算に基づく、適正な運賃は、荷主さんにとってもフェアなものだと考えます。「お互い様」を追求するためには、「運ぶという実務面での工夫や努力」のみならず、こうした「数字面での納得感」をしっかりと担保して、やっていく必要があります。「数字だけ」でもダメだし、「現場力だけ」でもダメで、どちらもそろってはじめて、しっかりとした「お互い様」のパートナーになっていくことができる。六興実業の「六興」には、「六方よし経営」という思いを込めているのですが、改めて、その名に恥じぬ努力をしていかなければならないと感じる今日この頃です。▼「六興実業」とは?社名に込めた代表段林の想いhttps://note.com/rokkojitsugyo_65/n/n10b3c3fcbe91さて、3月も頑張っていきましょう!!!!▼六興実業のサービスの詳細が知りたい方はこちらhttps://www.rokko-jitsugyo.co.jp/download▼メディア・取材の申し込みはこちらhttps://www.rokko-jitsugyo.co.jp/contact▼トラック経営シリーズはこちらhttps://note.com/rokkojitsugyo_65/m/m968b65594bbc▼六興実業公式LINEはこちらhttps://lin.ee/CBj09Eq