始まりました。社会インフラの横丁から。この番組は、社会の当たり前を支えてくれている人たちの声を、人情味あふれる六興村の隅っこにあるこの横丁からお届けするラジオです。本日も温かいお話や苦労したお話、心に染み渡るお話、そしてこれからの未来につながるお話をお届けしてまいります。今回は年末特別編として、いつもはホストを務める六興実業の段林に加え、番組の「中の人」であるメンバー2人が登場します。プロデューサー兼、チーフ・雰囲気・オフィサー(CfO)の橋本氏、そしてジェネラルマネージャーの百合本氏と共に、台本なしの収録スタイルや番組誕生のきっかけ、制作の舞台裏を赤裸々に語り合います。%3Ciframe%20data-testid%3D%22embed-iframe%22%20style%3D%22border-radius%3A12px%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fopen.spotify.com%2Fembed%2Fepisode%2F1WoHawY9AqOKqyWvZtM3bF%3Futm_source%3Dgenerator%22%20width%3D%22100%25%22%20height%3D%22352%22%20frameBorder%3D%220%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20allow%3D%22autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20fullscreen%3B%20picture-in-picture%22%20loading%3D%22lazy%22%3E%3C%2Fiframe%3E異色の3人が集結!「チーフ・雰囲気・オフィサー」とは?段林:今回は年末の特別編ということで、六興実業のメンバー2人に来てもらっています。まずは私から他己紹介をします。1人は、このポッドキャストのプロデューサーと表現するのが正しいでしょうか。ポッドキャストをはじめ、六興実業のYouTubeチャンネルなどの企画および編集などを担当している橋本さんです。もう1人は、六興実業のジェネラルマネージャーを務める百合本さんです。よろしくお願いします。百合本・橋本:よろしくお願いします。段林:では、簡単に橋本さんから自己紹介をお願いします。橋本:はい。福岡県北九州市在住の橋本と申します。六興実業では「CfO」という肩書きをいただいております。この「f」は、チーフ・「雰囲気」・オフィサーを意味します。六興実業における司会や場作り、デザイン、マーケティング以外の部分で非常に期待されており、賑やかしの場にはいつも顔を出す人間です。どうぞよろしくお願いします。段林:よろしくお願いします。デザインとマーケティングについても、もちろん期待しています(笑)。賑やかしだけで期待しているような話になっていましたが、本業の方も非常に信頼しています。ありがとうございます。では次に、百合本さん、自己紹介をお願いします。百合本:はい。六興実業の百合本と申します。よろしくお願いします。橋本さんの後の自己紹介は非常にやりづらいのですが(笑)、六興実業はつくばの会社ですが、私は現在、大阪からこの収録に参加しています。私は大阪生まれ大阪育ちで、父親は元々たこ焼き屋を営んでいたという生粋の大阪人です。六興実業ではジェネラルマネージャーとして、サービスの提供や営業活動など、幅広く業務に携わっています。よろしくお願いします。段林:よろしくお願いします。ジェネラルマネージャーという役職、つまり幹部ですので、しっかりと覇気を出していただければと思います。よく考えると、今日は3人とも大阪人ですね。私は東大阪市の出身で、高校は百合本さんの1つ上の先輩にあたります。百合本さんは大阪の西成出身、橋本さんは吹田出身ですね。全員関西人ですが、今回は「エセ標準語」で進めていきたいと思います。橋本・百合本:はい(笑)。実は「テイク2」。1時間の自己紹介をお蔵入りにした理由段林:実は、この収録は「テイク2」です。一度目の収録(テイク1)では、百合本さんと橋本さんが初めて本格的に登場するということで、それぞれの自己紹介を深掘りしようと試みました。1人につき30分ずつ深掘りした結果、1時間に及ぶ非常に長尺でまとまりのない内容になってしまいました(笑)。百合本:裏側もちゃんと伝えていくんですね(笑)。段林:一度それはお蔵入りにし、改めて撮り直すことにしました。このポッドキャストは今年の4月にスタートし、毎週1回配信を続けてきました。年末という節目に、今年から始めたこの取り組みを、この3人が集まって振り返るのが今回の趣旨です。2人のプロフィールの深掘りに1時間を使っている場合ではありませんでした(笑)。お二人は非常に面白い人間なので、それはまた別の機会に触れるとして、今回は本題であるポッドキャストを振り返る回にしましょう。正直なところ現時点ではあまりバズってはいないのですが、ポッドキャスト以外にも我々はYouTubeなどでしっかりとコンテンツを作り、自分たちもその分野に興味を持って勉強していこうという思いを込めて活動しています。そのあたりを深掘りしながら、振り返りができればと考えています。百合本・橋本:お願いします。段林:どのような進め方にしましょうか。3人の関係性から考えると、百合本さんが第三者的な視点で「実際はどうなのですか」と話を振る形が、収まりが良い気がします。では、百合本さんにバトンタッチします。台本なし、スマホ1台。驚きの現場スタイル百合本:僕は今日、初めてポッドキャストの収録現場に来ましたが、普段どのような雰囲気で行われているのか全くイメージがついていません。普段はランニングをしながら六興実業のポッドキャストを聴いていますが、実際の現場では、事前に打ち合わせをして機材を準備しているんですか。段林:収録は、まず僕がiPadを持参し、その画面に橋本さんを投影します。それとは別にスマートフォンを持ってお客さんの事務所へ行って、私と出演していただく社長との間にスマートフォンとiPadを置きます。そして画面上の橋本さんがディレクターっぽく合図を出しながら、実際に喋るという、本当にそれだけです。百合本:別途マイクなどを用意せず、スマートフォンの録音機能だけで収録しているんですか。段林:これまではそうしていましたが、最近改めて音源を聴き返すと会議室などの反響度合いが少し気になることがあったので、今後はマイクをセッティングしようとちょうど話していました。そこはアップデートする予定ですが、基本的にはスマートフォン一つですよ。百合本:へー、そこから始まったんですね。段林:で、そもそも橋本さんが必要か不要かという議論もあるんです(笑)。実際にスタートしてみると、本当に台本もないんですよ。橋本:そうですね。そもそも段林さんも台本もなく、現場で対談する社長さんに「よろしくお願いします」と挨拶をして、「大体このような流れでいきます」という大枠だけを伝えて、スタートします。出演される社長さんのほぼ100%が「えっ、本当にこれで始めるんですか」とびっくりされます。段林:もちろん失礼があってはいけないので、事前に下調べはしています。そもそも現在のキャスティングは全て僕がしているので、僕と関係性のある社長さんに「出演してください」とお願いをしています。なので、普段の会話の中で「このエピソードは面白い」と感じたエッセンスは掴んでいます。収録で聞く話のうち、1つや2つのエピソードは、事前に知っている状態です。「それは面白いですね、今度ぜひうちの番組に出てくれませんか」という流れでお話ししています。あとは関連記事に目を通したりして認識をした上での話です。とはいえ、基本的には創業前後の話から順に深掘りしていく流れなので、その中で、私が事前に知っているパンチラインはおそらく3話目あたりに登場するだろうな、など想像しながら進めています。その状態で「はい、用意、ドン」と収録を始めます。現場で初めて明かされる「キラーエピソード」百合本:すごいですね。私は完全にリスナーの立場で聴いていますが、例えば高橋電設さんの回で、最後にお母様が退職金を会社に入れてくれたという話などは、準備されていた「キラーエピソード」は準備があったとしても、全体の台本は特になく、といった感じですか。(※髙橋社長の回はこちら)段林:何なら、高橋電設さんのあのお母様の話は、収録の時に初めて聞きました。高橋電設さんの回で事前に知っていた唯一のエピソードは、お父様に「社長を代わってくれ」と言ったという箇所だけで、それ以外の話は知りませんでした。創業前の飲食店での話や独立時の話も初めて聞くし、大学時代の話なども、ほぼ全て初めて聞く内容でした。例えば、初回のMIYABIの辻社長のお話も、ほぼ全て初めて聞く内容だったんじゃないですかね。(※辻社長の回はこちら)橋本:そうでしたね。段林:辻社長が金融系の会社を辞めた後、奥様は不安だっただろうけれど「とりあえず何とかするから」と言ってパチンコで稼いでいたというエピソードもあの時初めて聞きました。いくつかの印象的なパンチラインは知っていても、大半は本当に初出です。百合本:先週、私たちは台本なしで収録しようとして失敗して、今日がテイク2となったわけですが、これまでに現場で困ったことや失敗したことはなかったんですか。段林:ないですよね、橋本さん。橋本:本当に一回もないですね。ただ、自分の名誉のために言っておくと、「橋本が必要か不要か」という話、私は要るんですよ(笑)。私が要ることで、現場にある種の緊張感が保たれるというか。当事者2人だけだと、「一旦ここはカットしましょうか」と言いやすくても、第三者がいることで、お互いに話を整えようとするというか、お互いに「作っていく」ように感じます。段林:実は今日、僕は少しやりづらさを感じています。現在、橋本さんは福岡、百合本さんは大阪、私はつくばにいて、Google Meetで繋いで録画しています。普段は橋本さんが画面上でプロデューサーという形で参加していますが、今日はオンライン会議の延長線上のような雰囲気になってしまって、リズムが合わない感じがして少しやりにくい感じがします。結局、「橋本さんは必要」という結論がでましたね。百合本:よかったです。橋本さんいつも九州から、わざわざ出張費をかけて参加しているんですよね。段林:橋本さんはポッドキャストに関してはオンラインで参加です。iPadを置いて接続しているんですよ。始まりは「日本でいちばん大切にしたい会社」の音声版百合本:一番最初にポッドキャストを始めようと言い出したのは段林さんですか、それとも橋本さんですか。段林:ポッドキャストは僕からですね。どこかで話した気がしますが、MIYABIの辻社長のところへ伺ってお話ししたときに、辻社長は非常に素敵な経営者で、いろんなお話を伺いました。その時に、「災害時に運送という仕事を通じて手伝える。政府だけでは手が回らない物資の輸送を、民間のインフラとして足りないものを届ける」とお話しされていました。栃木県の壬生町(みぶまち)に会社があるんですが、比較的災害が少ない地域だから、関東圏の物資を届けられる。そうした役割を運送業としてやりたいけれど、自分たちには発信力がないから想いを届けられない、という話がありました。このポッドキャストは、その時の想いから始まっています。六興実業が掲げる「六方よし経営」と同様に、素敵な経営者さんの想いや考えを取り上げて、言葉にして届けることができればと考えたのが最初のコンセプトです。辻社長の話を聞いた時に頭に浮かんだのは、坂本光司先生というコンサルタントの方の『日本でいちばん大切にしたい会社』という、5、6冊シリーズ化されて表彰もされている本があります。その本の「音声版」で、そういう会社の経営者の方とお話ができたら面白いんじゃないかというのを壬生からつくばに帰る車の中から橋本さんに電話をして、「こういうことをやりたいのですが、どう思いますか」と話ました。百合本:MIYABIの辻社長に会った帰りにやると決めて、橋本さんに伝えたんですね。段林:MIYABIさんの近くのコンビニに車を停めて、「橋本さんちょっといいですか」と電話しましたね。橋本:僕もどのコンビニかわかりました(笑)。段林:本当にそういうレベルで思いついたんです。そこからは早かったですよね。橋本:3月の頭に相談があって、4月1日にはスタートさせると決めましたね。段林:事前の打ち合わせをしっかり行ったのは、後にも先にも初回だけでしたね。橋本:そうですね。後に触れるYouTubeの話にも繋がりますが、初回は分からないことだらけでした。お相手の社長さんあってのことなので、いろんなことを想定してシミュレーションして、質問も用意して…ですよね。段林:最初は事前に打ち合わせをして、「このような章立てで進めます」、「こういう質問をします」というものを橋本さんがある程度準備してくれていました。何ならカンペも少し用意していましたよね。で、一番最初だけ、橋本さんもつくばにいるタイミングに合わせて、僕が今いるつくばの会議室に辻社長に来ていただいて、そこで橋本さんにカンペを出していただきながら対談するという感じで、結構ちゃんとやりました。橋本:僕も現場では、一切音を立てないようにしていました。段林:一回目はそんな感じでスタートしましたね。初回を終えた後、もっと砕けた雰囲気でもいけるのではないかと思いました。「もっとフラットに、僕が行ってそのまま喋るスタイルでできないですかね」と話して、2回目からは一気に砕けましたね。橋本:そうそう。リスナーは段林の母だけ?それでも毎週届ける理由百合本:そこから積み上げて、すでに40回近く配信していますよね。段林:そうです。一体誰が聴いているのかわかりません。今の所僕のリスナーとして観測しているのは私の母だけという(笑)。橋本:段林さんのお母様は、更新が少し送れると「まだか」とLINEがくると言っていましたね。段林:火曜日のお昼ぐらいに更新されていないと、「まだか」と来ますね(笑)。百合本:私も完全にいちリスナーですが、僕は前職GUというアパレルブランドで服屋の店長をしていたので、運送会社の社長さんはどういう人生を送っていて、どういう想いで会社を経営されているのかというのを聞く機会がないので、一話一話すごく面白いなと思っています。直近ではアセンド株式会社の日下社長にご出演いただいていましたが、根本の思想や想いは近しいものがあるなと感じましたが、そういうことは話を聞いてみないとわからないので、すごく面白いと思いました。(※日下社長の回はこちら)段林:本当にそうなんですよね。橋本:ポッドキャストでは皆さん、非常に深いところまでお話ししてくださって、「いいんですか?」というレベルのお話しもあります。おそらく初出しのエピソードも結構あるんじゃないかと思いますよね。段林:日下社長は例外ですが、運送会社の社長に絞って一人を深掘りして取材するというメディアが、実はあまりないと思うんです。だから初出しの話はかなりあるんじゃないでしょうか。高橋電設さんも業界紙の『物流ウィークリー』に掲載されていましたが、紙面の限られたスペースに比べ、ポッドキャストでは1時間半ほどかけてじっくりお話を伺うので、相当なボリュームになります。橋本:15分程度の放送を5、6本分、合計1時間半はお話しいただいていますからね。「継続」こそがクオリティ。あえて力を抜く運営術橋本:段林さんも社長さんたちも、お話が途切れないですよね。本当にすごいと感じます。段林さんは、話を聴きながら「ここを深掘りしたい」と考えつつも、社長さんの話の流れを止めずに、後でうまく繋げたり戻ったりされていますよね。頭の中で次に行くべきキーワードを組み立てながら話すのは非常に難しいことだと思いますが、それをさらりとやってのけていますね。段林:一応の時間は、明確な縛りはありませんが、大体これぐらいと意識して、大きなチャプターしか決めていないので、15分の中でどこまで進むか、どうまとめるか、どのポイントを深掘りするかを、その場で考えながら喋っています。橋本:残り時間が2分しかないタイミングで深掘りを始めるときもあるんです。それでも最終的には3分ほどでうまくまとめて次へ繋げるので、タイムキーパーとしてはドキドキして見ていますが、MC力がすごいですね。段林:考えてはいますが、純粋にお話自体がリアルで面白いんです。創業のタイミングや、親から事業を引き継ぐお話しも、世の中にはスタートアップの起業体験談は溢れていますが、それよりも過酷な「ハードシングス」をしてきたエピソードがいっぱい出てくるんです。すごいな、と毎回非常に勉強になります。その後の事業を作っていくというフェーズにおいても、運送業と一口に言っても、運ぶ物や地域、トラックの大きさ、荷主など、百社百様のやり方や考え方があります。私が一番勉強させていただいていると感じますし、自分自身の引き出しが非常に増えました。橋本:段林さんは単に「教えてください」と下から入るのではなくて、対等に話し、時には鋭い指摘やそれを笑いに持っていくときもありますよね。そのバランス感覚が聴いていて面白いです。段林:それは単に私が失礼なだけかも(笑)。運送業界では、僕より年下の経営者にお会いすることはほとんどありません。僕はこの業界に関わり始めてまだ3年だから、年齢的にも業界的にも素人同然です。だから失礼なだけだと思います(笑)。橋本:そこが可愛げになっているんですかね。段林:ポッドキャストにおいて橋本さんにはよく言うんですが、「継続できる形式にする」というのは意識していますよね。橋本:そうですね。段林:毎回がっつり事前打ち合わせをしてとなると、おそらく続かないですよね。その方がもちろんクオリティも高いし、たくさん聞いていただけるものになるのかもしれないけど、2時間ほどお時間をいただき、その場で録音を始める今のスタイルだからこそ、継続できているのかなと思います。僕がかけている時間は、現場へ行く時間と収録の1時間半から2時間だけですね。それで大体1ヶ月から1ヶ月半分ぐらいの収録ができるので。百合本:スタートしてから40回近く、一週も飛ばさずに更新していますよね。段林:お盆も更新しましたし、今は年末年始に向けて準備しています。リスナーはいないかもしれませんが(笑)。他にも振り返りや深掘りしたいコンテンツがありますが、今回はポッドキャストを始めた経緯やリアルな話など力の抜けた回ではありましたが、こういうことをやっているという回でした。僕たちがなぜこうした活動をしているのかということや、他のコンテンツへの想いなどの話もありますが、今回は一旦ここで終了とします。次回は私たちの想いの背景や他のコンテンツの話にも触れながら、これからの六興実業が目指す姿についてお話しできればと思います。本日はありがとうございました。橋本・百合本:ありがとうございました。▼前回のエピソードはコチラ👇https://www.rokko-jitsugyo.co.jp/news/PBPhIRlV▼六興ラジオ【社会インフラの横丁から】シリーズはコチラ👇https://www.rokko-jitsugyo.co.jp/news/category/rokko-radio