運送事業者向け経営支援を手がける弊社 六興実業株式会社(代表取締役:段林修平)は、2026年6月に無料公開した、トラック運送会社向けに原価計算や運賃交渉、そしてドライバーの待遇改善に向けた手法を解説する「トラック経営の見える化 6万字レポート」に、新たに『適正原価編』を追加した増補版を公開しました。今回の増補により、レポートは公開当初の6万字から全8万字に拡充しました。▼▼▼「トラック経営の見える化 8万字レポート」ダウンロードページ■ 背景:6月の公開後も反響を受けて加筆を継続六興実業は2026年6月30日、原価計算や運賃交渉、ドライバーの待遇改善に向けた手法を解説する「トラック経営の見える化 6万字レポート」を無料公開しました。「トラック運送会社はPLやBSだけでは経営実態が掴めない」という課題意識のもと、「案件」「トラック」「ドライバー」の3つの軸で経営を可視化する独自の管理会計手法を提示し、業界内外から反響をいただいています。公開後も弊社は加筆を継続し、運賃交渉の実践手順を解説する「運賃交渉編」に続いて、今回新たに、トラック適正化二法によって導入される"適正原価"制度の仕組みと、運送会社が今から取るべき備え方について書いた「適正原価編」を追加しました。■ 新設「適正原価編」の主なポイント2025年6月11日に公布された「貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律」等、通称「トラック適正化二法」により、運送業界は以下のスケジュールで大きな変化を迎えます。2026年4月:元請けの下請け制限、荷主への罰則を含む白トラ対策が施行済み2027年春頃:国土交通大臣が定める「適正原価」の告示2028年6月まで:適正原価の遵守義務、5年ごとの許可更新制が施行これまでの「標準的運賃」があくまで参考にとどまる運賃であったのに対し、「適正原価」は運送会社(受注者)・元請け(発注者)の双方に課される「義務」となる点が最大の違いです。「適正原価編」では、この新制度について以下のような論点を解説しています。適正原価は「1時間あたり固定費×総稼働時間+1kmあたり変動費×総走行距離」という計算式で算出される見込みであること運送業界の商慣行が、従来の「引き算」(元請けが手数料を差し引いて発注する構造)から、適正原価をベースに利益を積み上げる「足し算」の構造へ転換していくこと(参考文献:森田富士夫氏『トラック運送業界の大転換』)「1時間あたり固定費」を基準に運賃が決まることで、従来の運送会社の収益モデル転換が求められること実車率・積載率の可視化が、これからの運送会社の収益力を左右する重要な指標になること適正原価導入後も「自社の原価」を把握し、適正原価との差分を根拠を持って荷主に説明できることが、運送会社の交渉力に直結することこれからの運送会社に必要な「原価管理」「労務管理」「安全管理」「運行管理」「稼働率管理」という5つの管理■代表取締役 段林修平のコメント(本文あとがきより抜粋)『1時間あたりの固定費』で適正原価が決まるという方程式は、運送会社のビジネスモデルを変革していかなければならない転換点になります。私自身、一人の実運送会社の経営者として、そこに強い危機感を持ちました。このメッセージを正面から受け取り、前向きに運送会社経営をアップデートしていく。そのための一助になればと思い、このレポートに書き加えました。真面目にやる人が、取り残されない。正直者が、バカを見ない。そんな未来を、この業界に関わる皆さんと共につくっていきたいです。トラック経営の見える化とは「トラック経営の見える化」とは、六興実業が提唱するトラック運送会社のための管理会計手法のことで、決算書(損益計算書や貸借対照表)だけでは捉えきれないトラック運送会社の経営実態を、「案件」「トラック」「ドライバー」という3つの軸で可視化し、健全な経営改善と適切な投資を実現できるようにするためのアプローチです。とりわけ、その中でも「原価計算」を中心に、運賃交渉につながる指標を可視化し、トラック運送会社の価格転嫁を後押ししています。「トラック経営の見える化 8万字レポート」内容目次(一部抜粋)■導入編 ✓そもそも「物流会社」と「運送会社」は全く違う✓「トラック運送会社」はPLやBSだけでは経営実態が掴めない✓「トラック」「ドライバー」「案件」の3つの要素✓トラックを買ってから売るまでの「不動産経営」の観点も重要■原価計算編✓「原価計算」の手順✓「1kmあたり変動費」と「1日あたり固定費」の算出✓理想原価という考え方✓根拠ある運賃の設定の仕方✓車両別日次収支と荷主別収支✓待遇改善や車両の買い替え判断にデータ活用を■運賃交渉編 ✓全ては車両別月次収支表からはじまる✓理想原価の1kmあたり変動費と1日あたり固定費の設定✓運賃を幅で見せられるようにする✓運賃交渉資料の作成について■適正原価編(NEW) ✓トラック適正化二法とは✓これから必要になってくる「自社の原価」の見える化✓「1時間あたり固定費」が突きつける転換点✓これからの時代の運送会社に必要な「5つの管理」本レポートは六興実業ホームページにて無料で公開をしております。▼▼▼「トラック経営の見える化 8万字レポート」ダウンロードページさらに、弊社ホームページでは、運送会社経営者が共に学び、共に成長していくための、YouTube(ウワサのトラック)やポッドキャスト(社会インフラの横丁から)、そしてグループの北総運輸の経営の実践記(運ぶ会社のリアルな日常)などのコンテンツも独自に制作・配信しています。是非、本レポートと合わせてご覧ください。▼六興実業コンテンツページhttps://www.rokko-jitsugyo.co.jp/community